ハウジングこだわり紹介:昭和レトロを表現する!

ハウジング

こんにちは!光の占い師みやこです。

先日の記事でFCハウスの
『昭和レトロな雑居ビル』と
地下テナント『隠れ家カフェ 北天屋』
をご紹介しました。

普段はあまり触れてませんが、
ハウジング談義になったときに
お話ししている、
ワタシなりのこだわりポイントを
お伝えします!

迷子を量産する区画割り

昭和のテナントビルといえば、
今のようにわかりやすい
区画割りではなく、
迷路のように複雑に入り組んで、
迷子になった記憶がある人も
多いのではないでしょうかw

こちら、地下への階段を
降りてすぐの光景。
カフェの入り口が見えてますが
階段の真正面にしないことで
「あれ?ここで合ってる??」
と感じて頂くようにしました。

また、昭和の雑居ビルといえば
柱が多いイメージがあります。
壁をまっすぐにしないことで
生まれるパーティションの
継ぎ目を自然に隠すために
柱を多用しているのですが
(フレさんに教えて頂いた技)、
イイ感じに昭和っぽくなりましたw

柱の角度は全部同じなので、壁が斜めでも柱が多くても、グチャグチャ感はありません

地下の中央の通路は、
よく見るとまっすぐではなく
ちょっと歪んでいます

(床と壁の境目を見ると
わかりやすいです)

入り口側が狭くなっていて、
さらに手前の柱の
出っ張りで余計狭く見えるので、
「ここ入っていいの?」感を
演出
しています。

パッと見、向こう側に
何かがあることに
気づき辛くなるので、
突き当りに小窓をつけて
奥に目がいくように
しました。

色の効果で奥行き感を出す

こちらはカフェ『北天屋』の壁。
「言われるまで気づかなかった!」と
仰る方が多いのですが、
実は3色のグラデーション
なっています。

これは区画の形を歪ませるために
カフェの手前が広く
奥が狭くなっているので、
奥を明るくすることで
圧迫感を感じさせ
にくくする
効果がある……はずw

それと席の配置の関係で
カウンターを一番奥へ
持って行ったので、
自然と一番奥に目がいくように
したかった
んです。

ちなみに2Fのピンクの部屋も、一番奥の壁だけ一段暗い同系色の壁になってます

キッチン(右のパン棚がある区画)と
ステージ(左の入り口)の間の通路は、
キッチンの中に入るための
従業員用通路のため、
照明や窓を置かず
他よりわざと暗くしています。

キッチンの中から。
ここから北天屋にお料理を
お出ししております。

浮かせ技などのテクニックが無い分、視覚効果を狙ってアレコレ工夫してみました!

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